2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

卒論の提出日

只今8時15分、本日10:00から16:00が卒論の提出である。昨日朝一番にプリントアウトして準備は整えてあるのだが、提出してしまわないと落ち着かない。 昨日は早起きして、その後一日スタジオワークをやったので、非常に疲れて、8時には寝てしまった。家でデス…

月曜午前7:45分

新しい週の始まりだ。今朝は緊張して5時半頃には目覚めてしまった。 図書館に行くと、結構学生が来ている。学期末なので提出期限が迫っているのだろう。 こちらでは地域、時間帯によって居る人のタイプががらりと変わる。この時間には図書館で騒ぐ若い学生ど…

レースのキリスト

昨日は2ヵ月振りのレースデイであった。 私は日本のチャリティ製品を販売するストールを出していたので、レースはやらなかった。久しぶりに着物を着て張り切って臨んだが、販売するのが3回目で、売行きはあまり良くなかった。皆既に買ってくれたからである。…

その服は愚か者や、その地位にふさわしくない者には見えない

デザインのチュートリアル(個別指導)が昨日あった。 クリスマス明け最初の授業で、ポートフォリオ(作品集)の評価の日であり、かつ、私はこの先生が苦手なのでかなり緊張して出席した。 例によって、ダメ出しの連続で、作品提出の日にもかかわらず「こんな綺…

Geishaとは白塗りの女の人のことである

昨年暮れに「Sayuri」が公開になり、イギリスではその話題で持ちきりである。 彼らの第一印象はどうも「白塗り」というところにあるようで、レースの仲間も、写真の大衆紙「サン」でも芸者は白塗りの女性というふうに言及している。メディアの芸者に対する報…

聖公会の教会にあるイコン

町中にある教会に入るとイコンがあった。 多分複製なのだろうが、説明書きがついていて、どうやらキリスト生誕の場面が含まれているらしい。 イコンはロシア正教による聖母、キリストなどの像、板絵だが、独特の雰囲気があり、アンティーク絵画として高価に…

ファイナル・コレクション

卒業に向けて、そろそろエンジンを始動しなければならない。昨日久し振りにデザインワークをやったが、手元が狂っていたような、懐かしいような感じであった。 卒業制作のテーマは「裸の王様」にしている。王様の装束をモチーフに、透明な素材を用いたり、イ…

朝8時はまだ明るくない

今週からデザインの授業が、改装なったボニントン・ビルで始まる。 デザインに関してはここのところずっとスランプだったので緊張している。新しい校舎がどんなふうか、ミシンやアイロンの具合がどう変わっているかわからないので不安でもある。 そんな不安…

テスコにあるもの、マークスアンドスペンサーにあるもの

このテスコのトマト缶、15ペンス、30円である。これは「ヴァリュー」シリーズで、もう少し高いものもあるが、味の違いは試したことが無いのでわからない。他にも小麦粉1.5kgで54円、なんてものもある。おおむね品質は良好だが、例えば500gで50円位のパスタは…

カギ社会

私の持つ鍵の束。入口の鍵2つ、自室への鍵、机の鍵、大学のロッカーの鍵などである。 自室の鍵は合鍵が作れないようになっていて、扉を閉めると鍵がかかるシステムになっているので、うっかり鍵を部屋において外に出てしまい、部屋に入れず、かといって外に…

スコットランドはイギリスか?

ノッティンガムの街の中心の目貫通りではストリートミュージシャンがパフォーマンスしている。この日はスコットランドのバグパイプであった。 バグパイプ吹きはイギリス中どこにでも居て、何故かモヒカンにキルトをはいたパンクの青年がバグパイプを吹いてい…

消防署

大学の近くに中央消防署がある。ここの紋章がなかなか可愛らしく、素気ないコンクリートの建物にそぐわないような、なごむような感じがする。 こちらでは煙報知機が発達していて、ちょっとでも室内で煙を出すと、すなわち、禁煙の部屋で煙草やマリファナを喫…

レースの新年会

昨夜は火曜日のレースの新年会をビーストンの町のイタリアンレストランで行なった。 久しぶりにサンドラがやって来た。昨秋、ご主人を突然の交通事故で亡くして、クラスをずっと休んでいたのだった。私は殆ど初対面だったが、濃い髪色の美しい人である。 レ…

高価なキノコ

ヴィクトリアセンターの2階のショッピングセンターの市場には昔ながらの八百屋がある。若主人は白衣を着て店頭に立っている。こちらの生鮮食料品屋の店員は肉屋(ブッチャー)も魚屋(フィッシュモンジャー)も白衣を着る。そこから覗く腕に刺青がしてあったり、…

ミュリエルの誕生日

ミュリエルの誕生パーティがシティホスピタルのヘイワードホスピスで開かれた。 広大な病院の敷地内で迷い、面会時間が過ぎてしまうのではないかとやきもきしたり、病室は無菌室なのではないか、とかアルコール消毒にマスクが必要だったら、絵の具だらけの手…

プラハ - 人は行き交い、建物は残る

プラハには1000年前のロマネスクから東西統一後のポストモダン建築まで見られる。第二次世界大戦の戦災を免れたからだが、これまでに全く破壊されたことが無い訳ではない。むしろ度重なる火災や再開発によって街は重層的に発達して来たと言ってよい。 多くの…

プラハの物価

プラハの通貨はコルナと言い、1コルナ約5円強である。 世界的な観光地ながら旧東側ということで、物価は比較的安いとは言える。とりわけ、イギリスから来ると、ほっとすることが出来る。 それでも観光地なのでホテルは高いらしい。私は観光地を外れた労働者…

ベルトラムカ - モーツァルトの別荘

プラハ市街地の南西部、スミホフから西に外れると、モーツァルトが滞在した山荘「ベルトラムカ」がある。 丘の斜面の途中の木立ちの中にあって、今でも犬の散歩やジョギングにうってつけの場所である。 観光の中心地から外れていてオフシーズンだったので、…

プラハの商業事情

上の写真、プラハ市街地南西部、モーツァルトの別荘ベルトラムカに近いスミホフのショッピングセンターにある化粧品ショップ、下は空港構内にあるおもちゃ屋。上は英国の自然系化粧品ショップ「ボディショップ」、下はアメリカ系おもちゃ屋「トイザらス」に…

プラハでしなかったこと

チェコの名物の一つにビールがある。今回の旅ではビヤホールを一度も訪れなかった。7日間の滞在の間にそれでも2杯は飲んだが、何しろ寒くてビールという気分になれなかったのだ。チェコのビールはピルスナー系というのだろうか、重厚な味わいで、ビール好き…

プラハ - モルダウという言葉を一度も聞かなかった

プラハと言えば、スメタナの「モルダウ」を思い出す人が多いだろう。モルダウとは、市内を流れるヴルタヴァ川のドイツ語読みである。この川はチェコ南部に端を発しチェコを北上し、ドレスデンの近くでドイツに入ってエルベ川になる。 「モルダウ」の情緒と哀…

プラハの地下鉄 - 共産主義が残したもの

プラハは観光地をちょっとはずれると、共産主義時代の名残りがあちこちに見られる。いや、旧市街のど真中でも例の赤旗が見られる。市民は朝が早くて、正月2日の7時頃には初出勤に向かう人が多く行き交っていた。 「プラハの春」を踏みにじったソ連の軍事介入…

プラハ - アメリカとの関係

プラハでまず驚いたことは英語がよく通じることだった。それはすぐに察しがついた。街はアメリカ人で溢れ返っていたからである。 ヨーロッパの有名観光地に行くとアメリカ人の多さにびっくりする。彼らは気さくで素直にヨーロッパを楽しんでいる。現地の人に…

スメタナ・ホール

今回の旅では、グルメをしないかわりにコンサートに贅沢をした。深夜に到着した初日を除き、5夜、毎晩コンサートに行ったのだ。 大晦日にはスメタナ・ホールでガーシュインを聴いた。因みにガーシュインは「ガーシウイン」というように発音し、日本流に発音…

プラハ - 新市街のロトゥンダ

今回の旅は適切なガイドブックが無いまま、英語のパンフレットとチェコ語の本も翻訳ものの日本語の冊子を手掛かりに回った。一番困ったことは、チェコ語、日本語、英語表記がそれぞれ異なり、どれがどれだかわからなくなることだった。日本語では、外来語は…

プラハ - カフカの墓

12月29日から1月4日までプラハに行った。日中の平均気温は氷点下であり、非常に寒かったが、観光客でごった返していた。同宿の人でプラハで生まれ育って多分イスラエルに移住したという男性がカフカの墓の場所を教えてくれた。観光地としてあまりに名高いユ…