2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ミュリエルのカード

ミュリエルから手鞠へのサンキューカードが届いた。手鞠は、土曜日にマーガレットが一時帰宅中の彼女の自宅に届けてくれた。火曜日現在、入院している。 腎機能を回復させるための施術と、多分人工透析などを受けているらしい。鎮痛剤を服用しているようだが…

今日は晴れました。

朝方は曇っていたが、朝一番の授業を終えて外に出ると、晴れ上がっていた。朝の11時は意外なことに図書館が一番混雑する時間だ。皆、朝一番の授業の後、ミーティングをしたり、メールのチェックをしたりするからだ。 ご想像がつくだろうが、こちらの図書館の…

雪、午後2時40分

図書館で作業を終えて出て来ると、雪が降っていた。絞り込むような寒さが少し緩んだと思ったら、雪になっていたのである。 朝方は曇りなので、傘を持たずに出掛けて、濡れながら帰宅する、ということがここのところ続いている。 ヨーロッパに寒波が来ている…

クリスマス・ストッキング

クリスマスグッズの定番といえば、クリスマスツリー、ベル、赤と緑、或いはゴールド、キャンドルといったところであろうか。 こちらではサンタクロース、トナカイなどはあまり見かけない。また、ゴールドとグリーンのややエキゾチックな装飾を見かける。これ…

昔ながらのマーケットはショッピングセンターの2階に

イギリスの街の商業地域は、大抵ハイストリートという目貫き通りと、ショッピングセンターから構成されている。特にハイストリート、というのがマーケティングにとってユニークな存在でチェーン展開している服飾ブランドや「ブーツ」のようなドラッグストア…

ドイツのクリスマスマーケット

11月半ばからマーケット広場にドイツのクリスマスマーケットが来ている。ドイツなので、ビールやソーセージの屋台は勿論、クリスマスグッズやお菓子の屋台などがずらりと店を並べている。 先日ドイツを旅行した時、ニュルンベルクの街で出合った収獲祭のマー…

セント・ジェームス・ストリート

私の住んでいるセント・ジェームズ・ストリートはメイド・マリアン・ウェイという大通りに分断されていて、私の下宿はノッティンガム城に近い坂の上、そしてマーケット広場に近い坂の下に写真のような花屋や昼食を提供するカフェテリア、クラブやパブなどが…

イメージの伝達

週末は一歩も外に出ないでコンテストに向けての制作に没頭していた。寒かったからというのもある。だが、自分の一番苦手な部分、抽象的なアイデアを服のデザインに落とす所で悪戦苦闘していたのだ。 週末の苦労作を持って個別指導に臨んだが、案の定、全くい…

人間工学に基づいたデザイン

ここは我が家の隣にあるシティホテルの入口である。中央に自動式回転ドアがあり、左脇に車椅子用の自動ドアがある。この車椅子用ドアには車椅子の人が押すスイッチが壁に取り付けられているのだが、このスイッチを足蹴にする人をよく見かける。 最初憤慨して…

ここのところ寒い日々が続いている。昨夜レース教室の帰りがけ、22時には外はマイナス2度だったという。今朝は語学サポートクラスの行なわれる「ダイス・ビルディング」の入口一面に霜が降りていた。午前10時頃である。ここは坂の途中にあって、向い側は墓地…

ゴミ事情、セキュリティ事情

ノッティンガムに来たとき、街がゴミだらけなのに閉口した。ヨーロッパの街は総じて汚い。汚いという事実より、人々-その殆どが若者だが-が平気でゴミを捨てながら道を歩いている姿に落胆したものだった。 ゴミは定期的に回収に来る。頻度はよくわからないが…

ティーバッグ

卒論のために紅茶の喫茶習慣に関するアンケートをイギリス人と日本人双方にお願いしている。紅茶を日常的に飲むイギリス人はマグカップとティーバッグで簡単に飲む一方、日本人は紅茶を飲むことでイギリス趣味を楽しむという、非日常的世界を演出するために…

ノッテインガム大学

昨日イギリス大手デパート「マークス・アンド・スペンサー」の就職説明会がノッティンガム大学の「サー・クライブ・グランジャー・ビルディング」で催されたので行って来た。ノッティンガム大学はノッテインガム市中心から3マイル西にある。丁度バーミンガム…

パリ暴動はイギリスには波及していない

移民の若者の感電死事件以来のパリの移民差別反対の暴動はドイツなどにも波及して、ヨーロッパ中が騒ぎになっているが、今のところ、イギリスには波及していない。 先日、ドイツほぼ全土とパリを訪れて、それぞれの国での移民たちの状況は肌で感じて来ていた…

これは何に見えますか?

卒論とコンテストの締め切りが重なって、大変な思いをしている。片やエジプト、片やアフタヌーンティについて、自分独自の視点で捉えて、かつそれをわかりやすく視覚的に伝えなければならない。ファッションデザイン学科では、この学期はコンテストに応募し…

ヴェテランズ・デイ(退役軍人の日)

ピンボケ写真で申し訳ないが、ここはノッティンガムの2大ショッピングセンターの一つ、ヴィクトリア・センター。おじさんが赤い花を売っている。 この時期、皆が胸に赤い花をつけていて、何だろうとマーガレットに聞いたら、ヴェテランズ・デイ(退役軍人)の…

レース・デイ

ノッテインガムシャー・レース・ソサエティは2ヵ月に一度、メンバー交流会「レース・デイ」を開催している。会場はいつも市の中心マーケット・スクエアからバスで10分のマパリー地区の教会のホールである。簡単な議事報告に始まり、昼休みを挟んで午後には毎…

午後3時50分

授業が終わって外に出ると、雨が降っていた。ここ毎日雨である。マーガレットによれば、この季節は雨が続くのだそうだ。今午後4時過ぎだが、雨のせいもあって薄暗い。しかし雨が降ると気温は上がり、ジャケット一枚で外を歩くことが出来る。薄暗いのはうれし…

台所事情

イギリスの電圧は240V。日本よりずっと強く、そのためか電熱調理器具が発達している。私の家でも、ハウスメイトの男の子達がオーブンを使いこなして自炊をしている。お湯を沸かすのにはケトル(電気ポット)を使う。ケトル内部の金属が加熱して水を直接加熱す…

大英図書館はアナ場です

大英博物館がリニューアルした時に、蔵書部門が独立して大英図書館が発足した。大英博物館から北に徒歩約10分、セント・パンクラス駅のすぐ横にある。中のギャラリーには、「マグナ・カルタ」の原本とか、シェイクスピアの初版本、ビートルズの楽譜など、か…

大英博物館 イギリスでエジプトについて学ぶ。

大学の3年生の前期の課題は、コンテストに応募することである。この時期、学生向けに沢山のコンテストが開催され、その中から自分で好きなコンテストを選び、スケジューリング、リサーチ、全て自分でマネージし、そこから自分のデザインを広く社会に問う能力…

季節のご挨拶

街は至るところクリスマスムードでいっぱいだ。カード贈答が盛んなイギリスではスーパーでもニュースエージェントでもカードを売っている。 さて、カードの文面だが、seasonal greeting「季節のご挨拶」と書いてあるものをよく見かける。多民族国家イギリス…

テスコの匂い

イギリスで暮らしていて、一番ほっとする場所は、スーパーの洗剤売場かもしれない。洗剤の清潔な匂い、「お母さんの匂い」、洗濯したてのシーツの中に横になる安心感、これぞノスタルジーである。 日本では見かけない製品もある。硬水でアイロンを傷めないた…

曇り空も、イギリスらしくて安心したりする

ここ2日程、寒い日々が続いている。曇り空はどんよりと重く、でもそれが赤煉瓦の建物をかえって引き立ているようだ。 「霧の都ロンドン」とはよく言うが、ロンドン在住でない私は霧のロンドンを見たことがない。霧は多分冬場のテムズ川の川霧と、産業革命時…

冬時間

10月30日、いつものように図書館でパソコンに向かっていると、画面の時計が1時間遅れている。あれえ、ここにはもう3時間いたんじゃなかったっけ?もしや、冬時間?緯度の高いヨーロッパでは、日の短い冬に合わせて時間が一時間早くなる。それも、いつの間に…

突然ロンドンに行った

火曜日に、突然ロンドンに出掛けた。午後授業があると勘違いしていたら、無かったので、行かれないと思っていた大英博物館でのエジプト文化についての講演に遅刻ながらも行けることがわかったからである。この講演は、エジプトがテーマのファッションコンテ…