プラハでしなかったこと

megumimaginery2006-01-11

チェコの名物の一つにビールがある。今回の旅ではビヤホールを一度も訪れなかった。7日間の滞在の間にそれでも2杯は飲んだが、何しろ寒くてビールという気分になれなかったのだ。

チェコのビールはピルスナー系というのだろうか、重厚な味わいで、ビール好き、酒好きの人にはこたえられないものだろうと思う。私はアルコールに弱いので、ミュンヘンとかケルンで飲んだ口当りの軽いものが好みなのだが。


プラハの南にはバドワイザーという例のアメリカのビールのもとになったビールがある。これはチェコ側が商標権侵害だとして訴えたそうで、チェコのほうが本家だそうである。


ビールをあまり飲まなかったのには理由があり、旧市街広場にはクリスマスマーケットがまだ出ていて、「グリューヴァイン」(ホットワイン)の屋台があちこちにあったのだ。過去にこのブログでノッティンガムにやってきたドイツのクリスマスマーケットを紹介したが、それと殆ど同じようなもので、1杯平均50コルナ(約250円)。ノッツでは一杯500円位はしていた。


上述のとおり、チェコのビールはどっしりとした味わいだ。地下の穴蔵のような酒場で一杯やれば、迷宮都市に迷い込んだ気分がぐっと盛り上がることだろう。