プラハの物価

プラハの通貨はコルナと言い、1コルナ約5円強である。

世界的な観光地ながら旧東側ということで、物価は比較的安いとは言える。とりわけ、イギリスから来ると、ほっとすることが出来る。

それでも観光地なのでホテルは高いらしい。私は観光地を外れた労働者の街のホステルに滞在したが、大晦日で4000円、普段は1500円以下位のところである。朝食は80コルナ、400円であった。

外食は、旧市街広場の隣の広場のカフェで鵞鳥のメインにグラスワインとコーヒーで1500円、スミホフのショッピングセンター(観光地ではない)のレストラン街でチキンのポテトパンケーキ包みのメインにビール(小)、コーヒーで900円、超高級レストランのフルコースでも5000円位とのことだ。マクドナルドやケンタッキーのセットで500円、カフェでカプチーノが180円位である。

スーパーに行くと、生鮮食料品は多少割安だがイギリスとあまりかわらない感じ。イギリスでも生鮮食料品などは安く抑えられているからだ。林檎(大)一個80円、青葱一束100円位だったか。意外だったのはイタリア食材がイギリスの方が安かったこと。オリーヴオイル250mlが400円、パスタ500gで200円位か。ノッティンガムのテスコではプライベートブランドのものがこれより1〜2割位安く売っている。輸入商品の流通では西側の方が価格破壊が進んでいるとういうことだろう。それでも、デリカテッセンでローストチキンとサラダ、パンを買って昼食にしたら、200円で満腹することが出来た。写真のトイレットペーパーは1個15円、ザラザラの再生紙である。

公共交通機関は、初乗り(市街地3時間以内の乗換可能)で40円、3日乗り放題券で1100円位で驚く程安い。市街地から約27km離れた空港からバス、地下鉄、トラムを乗り継いで宿に行くので125円だった。タクシーを使うと2500円位だが、観光客はボられて不愉快な思いをすることが多いので、おすすめしない、ということだった。