プラハの商業事情
上の写真、プラハ市街地南西部、モーツァルトの別荘ベルトラムカに近いスミホフのショッピングセンターにある化粧品ショップ、下は空港構内にあるおもちゃ屋。上は英国の自然系化粧品ショップ「ボディショップ」、下はアメリカ系おもちゃ屋「トイザらス」にそっくりである。
真似をしているのか、実際に系列なのだが知的所有権の都合で商標が使えないのかわからない。はっきりしているのは、「アメリカ - 西側」大手のものに人気があるということだ。
ちなみにプラハにはマクドナルドはどこにでもある。ケンタッキーフライドチキンはさらに多い。どういうわけかスターバックスは一軒も無い。上述のボディショップは無いが新進英国系自然派化粧品Lushは一軒だけ見かけた。また、英国系のスーパー「テスコ」、デパート「マークス・アンド・スペンサー」、「ネクスト」などがある。これら英国系ストアは、ドイツやオーストリア、フランスなど「旧西側の大国」では見かけなかった。
これらの店舗で実際に売られている商品は、西側の商品を取入れつつ、チェコ人向けにマーケティングされていて、説明などもチェコ語になっているのだろう。ターゲットは外国人では無い。覗いてみれば面白かったのだろうが、外国人である私にはやはり興味の湧くものでは無かった。