図書館で作業を終えて出て来ると、雪が降っていた。絞り込むような寒さが少し緩んだと思ったら、雪になっていたのである。
朝方は曇りなので、傘を持たずに出掛けて、濡れながら帰宅する、ということがここのところ続いている。
ヨーロッパに寒波が来ているようで、大陸では凍死者が出たり、イギリスでもスコットランドやコーンウォールでは列車が脱線したりしたらしい。ノッティンガムはびしょびしょとした霙模様で済んでいる。
月曜日からべそをかいたような天気だと、ちょっと気が滅入る。借り出したカルティエ・ブレッソンの写真集とフリーダ・カーロの画集の重さがずしりと肩にこたえる。