レース・デイ

megumimaginery2005-11-12

ノッテインガムシャー・レース・ソサエティは2ヵ月に一度、メンバー交流会「レース・デイ」を開催している。会場はいつも市の中心マーケット・スクエアからバスで10分のマパリー地区の教会のホールである。簡単な議事報告に始まり、昼休みを挟んで午後には毎回ゲストをを呼んで講演を行ない、最後にちょっとしたギフトが当たる抽選で締め括る。その間、開会、昼食、閉会に際して3回、紅茶が出る。


入場料は会員が50ペンス(100円)、非会員は1ポンド(200円)。


参加者は皆レース製作道具を持参して、製作をしつつ、仲間との旧交を温める。レース、グッズの出店が出て、皆「また散財しちゃった」と言いつつ、買物を楽しみにしている、レースの道具は、市販されていないからである。


講演は、今回はレースの主要な道具であるボビン(糸巻き)の業者の話であった。ヴィクトリア朝の女性の服装と体型についての講演あり、オーストラリア人女性の臓器移植NPO活動の奮戦記ありのトークは、かなり掘り下げた内容に参加者からの質疑応答も活発である。


教会の片隅で行なわれるかわいらしい手作りの会でありながら、社会に向けての情報発信の場として皆誠実に取り組んでいる。草の根の「おばさんパワー」は、いつも私を元気にしてくれる。