和モノの生地

イギリスにいると和のものは何かと人気だ。ちょっとした小物を作ってプレゼントすると大変喜ばれる。


以前は日本に一時帰国したときに京都の「天神さん」とか「弘法さん」の古着市で古着を購入し、ほどいて洗って使っていたが、古着だと生地が痛んでいることもあるし、手間がかかる。また、<小物を作るなら少量で十分なので、部屋が切りかけの生地に占領されていたものだ。


最近は、先日も紹介したクラフトマックスで気に入った生地を必要量購入しては母に送ってもらっている。こちらに居ながらネットでサンプルを見ながら注文できるのでありがたい。で、手紙とか雑誌、海苔とかふりかけと一緒に送ってもらうのだ。とりわけ、パッチワークとか、少量で沢山の種類が欲しいときは重宝する。また、新品であることもありがたい。


ボタンも良い。イギリスには個性的なボタンが沢山あって、専門店やコレクターもいるが、和のものにあわせるには日本のものが良い。こちらのものはごつかったりするのだ。そして何より差別化が図れる。


こうして創ったものをこちらの人に差し上げると、時に「わたしも欲しいわ、注文できないかしら」なんて聞かれることもあるのだ。