エンジェルのアンティークマーケット

megumimaginery2006-10-20

現在の住まいは北ロンドンのイズリントン区の北のはずれにある。中心地はエンジェルというところで、最近しゃれた街として知られるようになった。ここにはアンティークのマーケットがあるが、カムデンとかノッティングヒル、コヴェントガーデンみたいに観光地化されていない穴場である。


私はアンティークにはあまり興味がないので、マーケットの雰囲気を楽しむだけだが、中々良いものが並んでいるようだ。イギリス人は古いものを大切にするので、現在の下宿にも、仲良しのマーガレット夫妻の家にもアンティークはあたりまえのようにあって、現役で活躍している。わざわざマーケットまで行かなくてもアンティークは身近にあるという訳だ。ちなみに今の住まいは1880年代(ヴィクトリアン)の別荘で、以前のノッティンガムの下宿はジョージアン、1790年代の建物であった。


古い家は風情はあるが、使いにくい。防音は全く無くって、階段や扉はすさまじい音を立てるし、窓は隙間だらけだ。扉のあけたてがうるさいとランドレディ(家主)にはしかられっぱなしである。イギリスの住宅事情は案外日本と似たりよったりだったりする。