ロンドンテロ一周年

megumimaginery2006-07-07

今日はロンドンのテロの一周年である。数日前から何となくテレビの報道はその日が近付いてきたことを告げていたようだが、一年経つとやはり風化していたのだなあと思う。


たまたま私は昨年のテロの当日、訪ねてきた両親を迎えにロンドンに向かっていて、コーチ(長距離バス)がロンドン北部のゴルダーズグリーンで引き返してしまい、街に入ることが出来なかった。ヒースロー空港に行くのに、ゴルダーズグリーンからバスでハーロウという街に行き、バスを乗り継げと云われたが、そのバスがストップしてしまい、そこから40ポンド(8000円)かけてタクシーでヒースローにたどりついたのであった。


ノッティンガムにいれば特に何も無い日だったようである。ヒースローにあと数キロのタクシーの中で情報不足に悶々としている間、ノッツの人達はテレビの前で全てを把握していたという。


それでも、私のようにたまたまロンドンに出かけていて巻き込まれた人もいた。ノッティンガムからの鉄道ミッドランドメインラインは爆発のあったキングスクロスの駅に隣接するセントパンクラス駅に着くので、ノッティンガムの人で犠牲になった人も居るのだ。ハウスメートの一人は就職内定先の近くのロンドンブリッジ駅付近で地下鉄に閉じ込められてしまったと云っていた。