チャリティとバンドネオン
ヴィクトリアセンターのクリスマスツリーの前で癌撲滅運動のチャリティがコーラスをやっていた。
クリスマスのコーラスをやる傍ら、スタッフがプラスチックのバケツを持って寄付を募る。こちらの人はよくやるのだが、バケツを揺すってガチャガチャとお金の音を立てて、寄付だというジェスチャーをする。私はこれが好きではない。第一、コーラスが聞こえないじゃないか。で、バケツを揺すっていなかったおばさんに10ペンスだけ寄付をした。
指揮者のおじさんの足元に古びたバンドネオンが置いてあった。ラテン系のナンバーもやるのかしら、と思ったら音合わせ用だった。今「ラテンアメリカ人がヨーロッパにやって来たら」というコンセプトでデザインを進めているので目についた。この国でラテンアメリカのものを探すのは難しい。
このバンドネオン、次はどこかのパブの「ラテンナイト」ででも活躍するのだろうか。