夏時間

今朝、教会の朝の礼拝に行こうとして、走って行ったら、入口が閉まっていた。回りを何周もぐるぐる回り、貼紙が無いか探し回った挙げ句、系列の別の教会まで覗きに行ったが、そこも閉まっていた。

あきらめて大学へネットをしに行ってわかった。今日から夏時間なのだ。

この国では夏時間、冬時間の変更は当たり前なので何のアナウンスも無かった。鉄道も時間になると音も無く発車する。しかし外国人ではわからない人も居るから、語学学校とかユースホステルでは貼紙がしてあることもある。昨年は、ウィーンのユースホステルに宿泊していて、それを知った。語学学校ではヨーロッパ圏外の学生達が一斉に遅刻してくるので、事前に知らせておくようにしていると、ある先生は言っていた。

面白いことに、夏時間にあわせたように、気候が急に暖かくなった。今年の冬は厳しくて、すべての植生が遅れていたが、木曜日にはレースのクラスの行なわれるチルウェルのクライストチャーチの庭で、黄色いダッフォディル(らっぱ水仙)が咲いているのを見つけたのだった。