クラッカー

イギリス人はパーティが上手だ。昨日の王冠の話もそうなのだが、紙皿に並べたチーズと赤ワインだけでとても豊かな社交の場を演出する。

ホームパーティから大規模なバンケットまで、あらゆるプロダクトとサーヴィスが揃っている。学生下宿の台所を飾るキャンドルからケータリングのピザ、クラブを貸し切ってのパーティにDJサーヴィス、シャンパン・ツリーまで、個人でだって演出することが可能なのである。

先日、木曜日のレースのクラスの新年会をホテルのレストランで催したが、受け付けで誰かがふざけて「今夜は私達だけのクリスマスパーティをするのよ」言ったところ、サーヴィスの女性がクラッカーを持って来てくれた。実際、クリスマスシーズンの残り物だったらしい。

こちらのクラッカーは、日本のものに比べて偉力が弱く、中に色々なものが入っている。あまり火薬臭くないのだ。写真にあるものは全てクラッカーの中から出てきたものである。