ポーリーンのミシン

megumimaginery2005-12-14

レースの火曜日のクラスメート、ポーリーンがミシンを貸してくれた。昨夜の授業、私にミシンを手渡すためだけに来てくれたのだ。


「すっごく古いミシン。ものすごく重いから、壊すことも出来ないわ」、いやいや、腰が抜けそうだった。これを持ってバスに乗るのは不可能だから、といってマーガレットが車で下宿まで送ってくれた。


家庭用のミシンは、一番安いもので2万円位からあるから買っても良いのだが、もうすぐ帰国だし、物が増えるのも、と思って、マーガレットに相談したら、ポーリーンが貸してくれたのだ。あら、このあいだカーブーツセール(ガレージセール)に出しちゃったわ、と残念そうに言ってくれた人もいた。リサイクルが盛んだし、部屋の模様替えなどしょっ中するから、日本のように押入れで埃を被っていることが少ないのかもしれない。


卒論が終わったら、使ってみようと思うのだが、こんなレトロなもの、ちょっと御目にかかれない。ポーリーンのぬくもりが残っているようで、借り物っていうのも悪くないな、と思った。