自動販売機のサンドウィッチ

図書館の3階、ベースマネジメントセンターのロビーに軽食の自動販売機がある。お金を入れて指定の番号を押すと、商品がぐるりと回って、取り出し口に落ちてくる。案外、トラブルは少ない。盗難の危険があるので、日本のように屋外に設置してあることは無い。

このサンドウィッチは400円前後。パンに耳がついているからか、具が多いからか、これだけでも結構お腹が一杯になり、皆よく食べている。カフェテリアからニュースエージェント(新聞、雑誌、お菓子等を商う、コンビニに近いが、18:30位に閉まってしまう)まで、どこでも売っている。しかし、私はこれが苦手で滅多に食べない。冷たいパンと具は、どうしても私の胃に合わないのだ。私に限らず、パン食の苦手な日本人は多い。で、皆よくパスタを食べる。イタリア料理の食材は豊富で、しかも安価に手に入るのだ。

食事が不味いと評判のイギリスだが、食材の質は高いと思っている。野菜、乳製品など、対岸のフランスと条件は変わらないのだから、当然だろう。調理の仕方に問題があるのだろうと思う。外食は高くつくので、自炊を楽しむようにすれば、良い食生活をすることは十分可能だ。