テスコ・ヴァリュー

megumimaginery2005-10-28

この写真のラザニア、500グラム入りで60円弱。我が町ノッティンガムのメインのショッピングセンターにあるスーパーマーケット「テスコ」で購入した。イギリスは物価が高い、が、よく探せば安いものもある。食品、子供服等は最大17.5%の付加価値税がかからないので安いものがある。


http://www.tesco.com


「テスコ」は労働者階級御用足しのスーパーと言われているが、実際はあまり関係無いように見える。確かにアッパーミドルクラス御愛用の「マークス・アンド・スペンサー」とは客層が違うことは違うが、ここの顧客「中流階級の老婦人」も、ノッティンガムのテスコではよく見かける。この逆(労働者階級や移民をマークス・アンド・スペンサーで見かける)は正直に言ってあまり、無い。


もう一つ、郊外型の大型スーパー「アスダ」というのがあるが、ここがアメリカのウォルマートに買収されてから、アメリカ型の大量購入による価格破壊を行ない、リーバイスとのダブルネームジーンズを1400円で販売している。ここは、階級的に言うと、テスコより下の客層向けのスーパーだったが、ウォルマートと組んで価格破壊と共に従来の階級制度をも崩したと言える。


http://www.asda.co.uk


町外れに行くと、家具の「イケア」(スウェーデン)、おもちゃの「トイザラス」(アメリカ)など、グローバル企業の侵食はかなり進んでいる。


http://www.ikea.com