マルクト広場にモダニズム建築
以前ドイツの町は、旧市街とショッピング街(新市街)が離れていてよろしかったと書いたが、ここブレーメンでは、ラートハウス(市庁舎)に隣接したモダニズム建築が美しかった。何故なのか、良くわからない。多分モダニズム建築としての完成度が高いからと思う。違う時代の様式が混ざり合うことは決して悪いことではないはずだ。古い教会等はロマネスク様式の回廊ととゴシック様式のホールが合わさっていることなど、しょっ中なのだから。要は、その建築が「丁寧に建てられた」かどうかが大切なのだろう。建築はお金のかかるプロジェクトだから、古今東西バブルな時代に優れたものが建設される例は多いが、粗製乱造の粗悪建築も多い。最近「失楽園都市」
失楽園都市―20世紀の夢と挫折 (講談社選書メチエ (36))
- 作者: 松葉一清
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/01
- メディア: 単行本
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