レースのクラスでのおしゃべり

megumimaginery2006-02-10

木曜日のレースのクラスは10人近い人が居て、いつもおしゃべりの花が咲いてにぎやかだ。今日は始まる前にマーガレットからカーテンの引き紐などにつけるタッセルの作り方を教わった。


マーガレットによるとケンジントン宮殿の花は「プリムローズ」だそうだ。この花、そして3月に咲くダッフォディル(らっぱ水仙)、そして日本の福寿草フキノトウなど、早春の花は黄色い花をつけるものが多いことに気が付いた。


シェイラが絵葉書を持ってきてくれた。彼女のお爺さんが子供だった彼女のお母さんに送ったもので、1917年頃の日本と香港のものである。幼い子供あてのもので、「ダディから沢山のキスと共に」という程度の文章と、毎回テディベアの小さなイラストが添えてある。


ふと気になって、「イギリスに熊は居るのですか」と訪ねたら、居ないのだそうだ。確かに湖水地方スコットランドのハイランドの山々であっても、熊が出たなんて話は聞いたことがない。テディベアや、熊のプーさんなど、イギリスに熊のキャラクターは多いが、実際には居ない、言ってみればユニコーンのような実在しない動物として、キャラクターになっていると言うことのようだ。因みに、テディベアはドイツで誕生したものである。


動物園にしか居ない、外国から輸入された動物を国家的なキャラクターにしてしまうというところがいかにもイギリスらしい。