パリ-ドイツ

megumimaginery2005-10-09

ドイツ旅行では現代アート系は殆ど見られなかったが、何としてもヨーゼフ・ボイスだけは観たかったのでした。結局、最後の宿泊地、ケルンのヴァルラフ・リヒャルツ美術館での企画展「キリストの光景」で一点だけ、彼のアイコンであるフェルトの十字架を観ることが出来ました。ヨーゼフ・ボイスを知ったのは、どういう訳かファッションから。彼はアントワープ系デザイナーのA.F.ヴァンデヴォルストのアイドルで、彼らの赤い十字架のロゴ、病院のイメージはボイスから来たものなのです。今回彼らのコレクションを観ることが出来ました。この因縁の赤い十字架の写真を添付します。これは「写真はノーフラッシュでお願いします」というネオンサインの最後に出ていたものです。会場はエリゼ・モンマルトル、前回はヴェロニク・ブランキーノがやっていましたが、場末のキャバレーか何かのようでした。